扁桃周囲膿瘍という恐ろしい病気
令和元年11月22日(金)、世間はいい夫婦の日で芸能人の入籍話で盛り上がる中、わたしはひとり、扁桃周囲膿瘍という病気に侵されていました。
結論から話すと、しんどいのでみんな気を付けてくれ!ということです。
皆さんは扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)という病気をご存じですか?
漢字を見て予想がつく方もいるかもしれません。
症状としては、高熱と強烈なのどの痛みでが挙げられます。
この扁桃周囲膿瘍と、私は1週間戦いました。
1日目 夕方ごろからのどに違和感あり 0時ごろから違和感が激痛に変化 体温計が39.5度をたたき出す
2日目 内科受診 解熱鎮痛剤で38度台まで解熱 のどが痛すぎて食事も水分補給もできず よだれを垂れ流して横たわる1日
3日目 ゼリーを食べるがのどが痛すぎて嘔吐 この日は計3回の嘔吐 水分が取れないので病院で点滴をしてもらう 「つらいと思うが頑張って水分を取って。じゃないと入院になる」と医者から言われる
4日目 熱が37度台まで下がる 点滴のおかげで水分が補給され、体が少し楽になる のどの痛みは相変わらず
5日目 完全に解熱する のどの痛みが少し治まり、自由に水分補給ができる くたくたになったおかゆやゼリーを食べられるようになる
6日目 のどに少し違和感はあるため、固いものは食べられないが、普通に食事ができるようになる
7日目 完全復活!ごはんおいしい!
わたしは元々扁桃腺が肥大しているので、のどが痛くなることはよくありました。
が、今回ののどの痛みはこれまでに経験したことのない痛みでした。
食事は全くとれませんでしたし、水分を取ることもほとんどできません。
自分のつばですら飲み込めず、枕と布団にタオルを敷いてよだれを垂れ流す3日間を過ごしました(ある程度元気になった3日目は、たんつぼを置いて過ごしました)。
薬が毎食後に4錠処方されていましたが、それを飲むのに30分もかかっていました。
1錠飲むたびに激痛が走り、これをあと3回も……と冷や汗をかきながらの服薬でした。
発熱もあり、最高で39.5度まで上がりましたが、解熱鎮痛剤がよく働いてくれたため、何とか耐えることができました。
ほとんど体を動かせない3日間、私はアマゾンプライムビデオ
に助けられました。
頭痛もあったため、画面はほとんど見ていませんでしたが、ずっと映画やドラマを再生しっぱなしに、音を聞いていました。
体調を悪くしたときのために、準備すべきものはたくさんありますが、動画配信サービスに契約することも必要なんだなと考えさせられました。
扁桃周囲膿瘍は本来はうみを手術で取り除くらしいです。わたしは自然治癒したので手術はしておりません。
ネットで調べると自然治癒というワードがなかったので、100パーセント入院なのかと思っていましたが、何とか生き延びました!
元々扁桃腺が大きいので、のどの風邪にはかかりやすいです。これを機に扁桃腺の摘出手術を検討しています。手術を受けたらまた報告しようと思います。
みなさん、くれぐれも病気には気を付けてくださいね。